新地域支え合い事業

の~んびり茶の間(山形県天童市)

居場所について

静かな住宅街の一角にある「の~んびり茶の間」。
おしゃべり、ゆったりお茶のみ、昼食会、お昼寝、書の会、手芸、さおり織...と
みんなで交流を深め合う温かさにあふれた居場所。

大きな囲炉裏が特徴
心も身体もぬくもりが広がる

静かな住宅街の一角、空き家だった一軒家を借り、地域の支援を受けながら、スタッフ、ボランティアと必要な場所を直し、子どもから大人まで気軽に集える憩いの場所をつくりあげた。

各部屋のしきりは極力少なくしており、誰がどこにいてもわかるように、みんなが一つになるようにと工夫を凝らしている。
「の~んびり茶の間」は必要なことを一人ひとりが考え責任を持ち協力し合って取り組み、気兼ねなく集まれる快適な居場所にしている

活動のきっかけ

自分自身の体験から生まれた活動のかたち

加藤さん自身4 人の祖父母の介護経験があり、介護をしながら3 人の子育てを同時に行っていた体験がある。その時「ちょっとした日常のことの解決」を気軽に頼める所があれば介護をする立場の方の助けになると思い、自ら「助け合いの会」を立ち上げる決心をし、仲間を集め活動を始めた。
助け合いの活動を続ける中で一人暮らしや高齢者世帯の方々が家に閉じこもり気味になり、人と接する機会が少ないことが見えはじめ、もっと色々な人とふれあうことができれば社会にも関心を持ち、活きるヒントを得たり、互いに助け合い安心して暮らしていけるのではないだろうかと思った。そこで誰もが気兼ねなく立ち寄り、お茶飲み会をしながら交流を深めることができるふれあいの居場所「の~んびり茶の間」を開設した。
今では子供達も気軽に集まり、年齢に関係なくみんなのコミュニュケーションの場となっている。

活動内容

見えてきた現状
人と人とのつながりの必要性

  • の~んびりお茶飲み・話し合い・昼寝
  • 足湯めぐり・花めぐり
  • さおり織り 
  • 季節のドライブ 
  • 昼食会 
  • 健康体操
  • 手仕事の会・書を楽しむ会、絵てがみなど、
    その他いろいろ活動をしている

利用者は10~30 人位。開催日はいつも賑やかだ。ゆったりお茶を飲みながらおしゃべりをしたり、書道・手作りの作品づくり・健康づくりなどの活動を通し仲間とふれあい、心身共に活き活きとした日常生活がおくれるように活動をしている。
毎週月曜日に届く地元の新鮮な卵と、の~んびり
茶の間で作った「手作り味噌」を使った昼食を作り、みんなで一緒に食事をとる。食の安心安全、栄養バランスに気をつけながら楽しい食事を心がけている。
季節によっては、お花見、紅葉狩りなどいろんな場所にみんなで出かけ交流を深めている。

地域との関係

地域の協力が住み良い地域になる

加藤さんは公民館活動や町内会の地域づくりに参加などをして、地域の課題に気づいてもらうように働きかけている。「地域住民が優しい声をかけ合い、こでずっと安心して誰もが活き活きと暮らせる地域になるよう協力し合うことを目指しています」と話す加藤さん。地域住民の方達との理解、協力、そして住み良い地域へ共感を大切にし、人とのつながり、支え合いの輪を広める「共助のあ町づくり」を県内外に伝えている。

スタッフ(活動者)との連携

スタッフは9 名。みんなで意見を言い合いみんなで考えて活動している。できることならなんでもやろうと考え、制約を決めず、ゆるやかに利用者の方達その家族の人達の助けになることであればと対応をしており、病院に連れて行ったり、小さなお子様を一時的に預かったり、買い物に付き添ったりと利用者の方、家族の人のニーズに合わせて広く活動行っている。

運営継続のコツ

意見をきちんと聞いて受け入れる。
意見を言い合い、みんなで考え解決する。
強制はしない。
お互いが受け入れ、認め合う関係になる。
決まりごとを決めない。
お互い様の毎日が関心、感謝、寛容、感動、寛厚を活して。

メッセージ

自分でどう生きたいか判断できる「品格のある老い」を目指し、人とのつながり・新しい絆をつくることで育つ心・身体の健康を大事にしています。
住み慣れた地域で安心して暮らす、そのためにもふれあいのある生活が出来る場所、地域がつながる事がとても重要です。そして私達は自発的に社会に貢献して住みやすい社会を作っていくために、みんなが気軽に集まり心をかよわせ、人と人との架け橋となる居場所づくりを啓発していきたいと心掛けています。世の中は全ての人がつながっているのかもしれない、そう思うとみんなで心を開いて手をつなぎ、共にいい環境(居場所)をつくっていけるのではという気持ちでいます。

  • 運 営  NPO 法人 ふれあい天童
  • 発足日  平成5 年5 月
  • 所在地  山形県天童市北久野本2-4-18
  • 代表者  加藤 由紀子
  • 連絡先  TEL 023-653-0393 FAX 023-653-0398
  • 開催日  月~金曜日 10:00~15:30 頃
  • 利用料 参加費600 円 昼食のみ300 円 
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