特に評価の高い点
経営理念に「地域福祉の創造」を掲げており、地域交流センター「活動館」や「みんなのお店わいわい」での活動、ポイント制を導入したボランティアの活動等地域に密着した活動をしている。
人事管理に「職種別等級別役割能力要件書」や「エルダーメンター制度」、「1on1ミーティング」を取り入れ、組織の融和と活性化を図る等、常に新しい手法を模索し組織的な対応がなされている。
役割能力要件書を全職員に配布し、取組姿勢が周知されている。
毎週土日は、併設のこさか地域生活支援センターで毎月作成している「地域活動支援センターメニュー」の中から利用者本人が希望する活動を選び、自由に参加することができる。
利用者がすぐ回答を出せなかったり反応がない場合でも、本人が対応できるまで職員は寄り添うことを念頭に置いて支援している。
改善を求められる点
「利用者の命を守る」「災害は明日くるかもしれない」といった観点から、実際の災害を想定した避難訓練を確実に実施してほしい。また、それを記録することや各グループホームに避難誘導図や避難先等をわかりやすく掲示し、安全確保に徹することが期待される。
利用者が苦情(意見相談事等)を出しやすい環境作りや苦情を引き出す工夫が期待される。
自己評価の実施や第三者評価を定期的に受審する等の取組が期待される。
今回の第三者評価結果を分析して改善計画を立てる等、更なる福祉サービスの質の向上に活かしてほしい。
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