| 保育所(園)名 | ミソノテンシエン 聖園天使園 |
| 施設種別 | 児童養護施設 |
| 所在地 | 秋田市保戸野すわ町1番58号 |
| 定員数 | 50名 |
| 職員配置 | 保育士:20名 臨床心理士:2名 児童指導員:1名 管理栄養士:1名 社会福祉士:3名 栄養士:1名 |
| 職員内訳 | 常勤職員:29名 非常勤職員:11名 |
| 開設年月日 | 大正11年8月15日 |
| 連絡先 | TEL: 018-838-1043 |
| 経営主体 | 社会福祉法人みその |
| ホームページ | https://misono-f.com/tenshien/ |
施設の特徴(評価の高い点、改善が求められる点など)
特に評価の高い点
- 職員の教育・研修に関して、全国ネットで事業展開する法人が主体で毎月実施する専門知識の学習会や年4回の階層別研修(新任・中堅・管理者等)等自己研鑽の場として充実した内容となっている。オンラインによる研修も実施され職員が参加しやすいように設備環境も整えられている。研修後のレポート提出を義務化して成果に繋げている。新任職員に対しては「新任職員育成システム」による半年間の育成計画が作成されてOJT担当職員を中心に育成プログラムが実行されている。
- 職員による不適切な行為を未然に防ぐため、毎年度初めに「職員による不適切な行為を防ぐために」という園内研修を実施し、馴れ合いを避けながら意識の共有を図っている。こどもを尊重した養育・支援の基本姿勢については、施設の理念および基本方針に明確に位置づけ、全職員が共通理解を持てるよう努めている。また、基本的人権に関する研修を毎年の研修計画に基づき実施するとともに、職員の権利擁護チェックを行い、必要に応じて個別面談を通じた助言・支援を行っている。
- こどもが施設で継続して安心した生活を送れるように、入所時の相談などについて、児童相談所等関係機関や今年度開設した里親支援センターと連携した支援を行っている。
- 居室はユニット方式であり、生活は快適でプライバシーに配慮されている。ホームごとに職員がこども一人ひとりへきめの細かい対応を行っている。また、ホーム会議やこども自治会などで、こどもの意見を尊重し、主体的に活動できるよう養育・支援を行っている。
改善を求められる点
- 第三者評価は定期的に受審しているが、評価結果を組織的に分析・検討はされていない。今後は、自己評価も含めて評価結果を組織的に分析・検討する仕組みを構築して改善を図ることが期待される。
- 事業計画は法人本部に報告するための様式で作成されているため、職員や利用者に具体的に周知されておらず、実施状況の把握や評価・見直しが組織的に行われていない。今後は、園の運営に直接反映できる具体的な計画を職員参加で作成して評価や見直しを組織的に行う仕組みづくりが期待される。また利用者や保護者等に分かりやすく工夫した資料を作成して説明し周知を図ることが期待される。
- こどもの満足を把握するための仕組みを整備し、アンケート調査の実施や「こども自治会」での話し合いを通じて、こどもの意見を把握している。しかし、アンケート結果をより深く検討し改善につなげるためのこども参画による検討会議は設置されていない。こどもの満足度向上に向けた取組をさらに充実させるためにも、こどもが参加できる検討会議の場が設けられることを期待する。
- 苦情解決の仕組みを規程に基づき整備し、責任者・担当者の明確化や意見箱の設置など、こども等への周知に取り組んでいる。しかし、仕組みそのものの理解や周知の面では、十分に機能していない。苦情解決の体制をより充実させるため、仕組みを分かりやすく説明した掲示物の設置や、こどもや保護者への資料配布・説明など、理解促進に向けた取り組みを期待する。
- CAPあきたや法人内研修によって、こどもに対する不適切な関り等の防止に取り組み、早期発見や再発防止対策を講じてはいるが、今後は、園内での事故発生原因を検証し、事故発生要因の傾向に対応した取り組みを期待する。
- 職員はこどもの日々の健康管理に努めているが、今後は、医療機関と連携して、職員がこどもの心身の健康に関する知識を深め、こどもの急な変化に初動対応できるような学習の機会をもつことを期待する。
施設からのコメント
今回の第3者評価において諸書類や園内の様子などを精査し、的確なご指摘を頂戴したことに感謝いたします。評価が低かった項目については、すでに課題として意識していたものであり、今回の受審によって頂いた沢山のご指導、ご助言を、今後の改善に生かしていきたいと考えております。今後、児童養護施設に求められる高機能化、多機能化を実践しつつ、多くのこども達、職員が安心して過ごせる施設づくりに努めていきたいと思います。