本会では、県から生活支援体制整備支援事業を受託しています。
県内各地で活躍するSC(生活支援コーディネーター)の取組や悩みを共有するため、令和5年度から「SCリレートーク」を発行しております。
男鹿市社会福祉協議会
2層生活支援コーディネーター 関谷さん

皆さんと一緒に買い物に出かけた関谷さん(左)
活動範囲
市内9地区全域(関谷さん主担当、ほか3名)
活動内容
ボランティアグループの育成・活動支援、地域の通いの場マップの周知、移動に関する地域課題の把握と関係者との連携
経歴
他市で長くケアマネジャーとして従事。男鹿市社会福祉協議会に入職後、生活支援コーディネーターに。今年度で4年目。
つながりを力に、地域の一歩を整える――継続まで見通して動く関谷さんのSC活動
男鹿市は高齢化率が高く、半島という地理的条件もあり、移動の問題が日々の暮らしに直結しやすい地域です。
今号では、移動支援の取組そのものではなく、関谷さんが取組を進める上で、地域の方や関係者とどのように関わり、動き出すための土台を整えているのかを中心にお聞きしました。
※取組の具体的な内容は、取材編でお伝えします。

\事務局から、関谷さんへインタビュー/
地域の声を、取組につながる形に整える
――「バスに乗ってみよう」の取組の詳細は、取材編でご紹介しますが、最初のきっかけは何だったのでしょうか?
昨年度、住民との座談会で「移動」をテーマに、地域の皆さんの声を聴いて回りました。交通の不便さについて、いろいろな声が聞かれました。
その一方で、地域に出向いた際には、「公共交通は乗って守ることも大切ですよ」と、何気なく、でも繰り返しお話ししてきました。
そうした中で、前向きな地区が複数あったため、実際の活動につなげていけるよう支援していくことになりました。

2層協議体での会議の様子。
活動の前に、安心して動ける土台を整える
――取組を具体的に考えていく前に、いろいろな事前確認をされているのですよね。
大勢で乗ることになっても大丈夫なのかが心配だったので、検討に入る前に、バス会社に電話をして、通常は何人くらい乗車しているのかを確認しました。どこのバス会社も、座席の状況も含めて丁寧に教えてくださいました。
また、今回モデル的に実施する地区では、集落支援員の方にもご協力いただくことが、第1層協議体で決定しました。集落支援員さんとは普段から情報交換をしていますが、今回は改めて、所属先にもご相談に伺いました。
その上で、2層協議体で取組について説明し、協議体構成員の皆さんにも協力をお願いしながら、地区での検討に進んでいく予定です。
大切にしているのは「人同士のつながり」
――SC担当課だけでなく、集落支援員の担当課ともつながりがあるとお聞きしました。
1層の協議体の構成員です。乗合タクシーの実証運行に関する説明会に出てほしいとお声がけいただいたり、住民との座談会にも一部参加してくださいました。
もちろん、市の方だけでなく、民生委員さんなど地域の方や、他の業務でやりとりする方も含めて、つながりはとても大切なものだと考えています。
継続を視野に入れて
――取組開始前から、今後の継続に関しても考えていらっしゃるのですよね。
来年度以降も継続できそうな地区では、地域の中で続けられる形につないでいきたいですし、集落支援員や担当課の方にも相談しながら模索していきたいと考えています。
SCとしては他の地区にも広げていく役割を担っていきたいです。地域で続けていける取組になってほしいので。

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