第三者評価
施設名ヨウゴロウジンホーム ワコウエン
養護老人ホーム和光園
所在地秋田県鹿角市花輪字案内90番地1
専門職員配置看護師:2名
社会福祉士:1名
介護支援専門員:4名
介護福祉士:17名
栄養士:1名
職員内訳正職員:35名
非常勤職員:3名
開設年月日昭和29年6月18日
改築年月日
連絡先電話番号:0186-23-3824
経営主体社会福祉法人花輪ふくし会
ホームページhttps://a-hanawafukushikai.jp/

施設の特徴(評価の高い点、改善が求められる点など)

特に評価の高い点

  • 経営状況が把握分析されており、その内容を図式化する等わかりやすいように工夫し、職員にも説明している。
  • 民生委員児童委員協議会の定例会へ出向く等、施設から地域に出かけ、働きかけが行われている。民生委員から相談があった際には、自施設に限らず、必要な関係機関へつないでいる。

    改善が求められる点

    • 法人としての中長期計画が策定されているが、養護老人ホームに関する具体的な記載がなく、施設の単年度計画は理念や基本方針に基づいて策定されている。中長期計画の見直し時には記載されるよう、法人本部との連携を期待したい。
    • 利用者が第三者委員へ直接相談できる機会を設けているが、利用者の苦情や意見を職員が聞くための仕組みが確立されていない。意見箱の設置や意見を聞く場の設定等、施設として利用者の思いを受け止める環境づくりを望む。
    • 虐待防止マニュアルや身体拘束に関するマニュアルが整備されているが、職員が権利擁護に関する意識と理解を高めるために更に活用されることを望む。利用者の尊重についての視点が浸透するよう、今後の取組みに期待したい。
    • 施設はユニット体制を想定した建物になっており、ユニットケアの設備が整っている。個別的なケアの実施に向け、設備を活かしてもらいたい。

    施設からのコメント

    改善を要する事項について

    • 中長期計画において、養護について特に計画がないことについて
      • 現在法人にて中長期ビジョンを策定しており、和光園から養護について、以下の通り提案をしていきたいと思っています。
        (1)「措置入所者」減少傾向に伴う複合事業の模索・検討
        (2)高齢者の権利擁護充実に向けた「法人後見」の模索
    • 苦情窓口機能の活性化について
      • サービス点検調整委員会時における苦情受付にとどまることなく、職員による仕組みの活性化を充実させていきたいと思います。
    • 権利擁護については、勉強会等による基礎知識の習得と支援・介護の現場における実践を行っていきます。
    • ユニット体制の建物について
      • 令和3年度事業計画(案)にサービスの質の向上を目的としたユニットによる支援体制を構築し、個別支援の充実と事故防止に努めてまいります。

    改善すべき点については、真摯に受け止め改善に努めていきます。合わせて高い評価をいただいた点については、継続して実施し更なる高みを目標としたいと思います。

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    WAM NET(ワムネット)にて、全文公開中