春のサクラ、ツツジ、バラの花も終わって、比較的花の少ない時に、梅雨の頃より花の咲いている期間の長いアジサイ回廊運動によって、横手川沿いを美しく彩り、市民の心を和ませ行き交う場として、また人々に愛され親しまれる場となっている。平成15年より始めた回廊運動も今では多くの会員の協力によって植栽、補植等が行われその数も1200株余となり、手毬のような花が青や紫、うすみどり色、白など咲き続け、雨にあたると一段と生き生きとしてその美しさを増す。
日本生まれのアジサイは親しみやすく「気」を合わせやすい花で、気分が落ち込んだ時、疲れている時など、一輪の花を見てホットしたという経験は多くの人にあるだろうと思う。花は不思議な力を持っていて私達の目を楽しませてくれるだけでなく、心や体を癒してくれる。古い俗謡に「迷うアジサイ七色変わる、色が定まりゃ花が散る」とある。人の一生も迷っているうちが花だとすれば煩悩につまずいた人間くさい仙人には縁のある花であるのかもしれない。
別名「七変化」と呼ばれているアジサイの花色は、一般に酸性土では青みが強く、アルカリ性土では赤みが強くなる。
(文 長澤 昭四郎)
代表者 長澤 昭四郎
所在地 横手市
活動場所 横手川流域
設 立 平成15年6月22日
人 数 1,116名
会 費 入会時100円
会 員 募集中
照会先 長澤 昭四郎
連絡先 0182-32-3827
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