生活支援体制整備

本会では、県から生活支援体制整備支援事業を受託しています。
県内各地で活躍するSC(生活支援コーディネーター)の取組や悩みを共有するため、令和5年度から「SCリレートーク」を発行しております。
(令和6年度号からWeb公開しておりますが、順次、過去の号も掲載予定です)

由利本荘市社会福祉協議会
生活支援コーディネーターの皆さん

令和5年度に寄稿していただいた由利本荘市の最近の取組について教えていただきました。

写真は、R8.2月の会議での1枚。
由利本荘市の担当者様、
由利本荘市社協の皆様、
ありがとうございました!

活動範囲

市内全域(8地域各支所にSCを配置)

活動内容

主として2つの課題について重点的に取り組んでいます。

  • 集いの場づくり 地域の自主的な支え合い活動への支援、集いの場の新規立ち上げ、既存活動の充実、担い手育成等
  • 買い物支援 ニーズ・現状把握、既存商店・移動販売等、移動を含めた支援方法の模索 。
課題
  • SC の活動が住民に浸透していないので周知の工夫が必要
  • 担い手育成について、他の組織と連携が必要
  • 活動者 団体 の高齢化や活動を維持するための支援

「社協SCとして、地域のつながりを生かす」——由利本荘市社協SCの生活支援の進め方

市との連携で地域の移動支援を推進

由利本荘市では、市が「支え合いドライバー養成講座」を開催しています。

地域で高齢者の移動の課題が増えているという地域課題の解決に向けて取組が始まりました。講座は年に1回開催され、地域の中で外出支援に関わる人材を育成することを目的としています。

講座の受講者については、養成後にその情報が社協や地域包括支援センターにも共有されます。

こうした情報共有によって、社協SC が地域の中で活動できる人材を把握し、必要に応じて地域活動や支援につなげていくことができています。

支所の地域ネットワーク

由利本荘市では、社協の各支所が旧町単位で配置されており、それぞれの地域との関係が日常的に築かれています。

支所ごとに地域の状況や人のつながりを把握しており、地域の中で顔の見える関係ができていることが特徴です。

例えば、学校との関わりもその一つです。

日頃からのつながりがあることで、必要に応じて地域活動への協力をお願いすることもあります。実際に、除雪ボランティアなどで学校に協力を依頼する場面もあるとのことでした。

地域の中で継続的に関係を築いているからこそ、困りごとが生じたときに相談しやすく、協力も得やすい。支所を拠点とした地域との日常的な関係づくりが、地域支援の土台になっていると感じました。

社協の強み・社協ならではの悩み

社協は日頃から地域の活動や人材、団体などとの関わりがあり、「どこにどんな資源があるか」を把握しています。

地域で何か困りごとや課題が見えてきたとき、その地域資源を活かして誰と誰をつなげばよいのかを考え、自然に結びつけていく動きが見られました。

また、地域活動だけでなく個別ケースへの関わりも丁寧で、生活の中で生じている困りごとを具体的に把握できていることも、支援を考えるうえでの大きな強みになっていると感じました。

コンビニとの連携で、サロンでの移動販売のお試しなども実施。スーパーが閉店する地域もある中、様々な資源の活用を検討しています。

その一方で、社協ならではの悩みとして、地域づくりや地域支援の活動自体は「昔からやっていること」でありながら、後から制度化された生活支援体制整備事業との「境目」がわかりづらいという点もあります。

PDF版

※問合せ内容に「SCリレートークについて」とご記入いただくとスムーズです。

秋田県委託 生活支援体制整備支援事業