生活支援体制整備

本会では、県から生活支援体制整備支援事業を受託しています。
県内各地で活躍するSC(生活支援コーディネーター)の取組や悩みを共有するため、令和5年度から「SCリレートーク」を発行しております。

事務局が現地取材した内容をお伝えする取材編、第12号です。
今回は、市内SCの情報共有に関する取組を取材しました。

「SC同士の情報共有、どうしていますか?」
 ―由利本荘市のSC連絡会の仕組み

SCは事業所内に一人で配置されることも多く、日々の活動の中で「他のSCはどうしているのだろう」と感じる場面も少なくないのではないでしょうか。

由利本荘市では市内のSCが集まる情報交換会を月1回開催しています。
会場は生活支援体制整備事業を受託する市社会福祉協議会(社協)の会議室で、市の体制整備担当者も参加。
各支所の取組を共有しながら、互いの活動を知り、相談し合える場となっています。

今回は、この連絡会を見学させていただきました。

市内SCが月1回集まり、活動の共有や情報交換を行っている。

この記事の内容がひと目でわかるまとめ

段階内容
取組市内SC連絡会(情報交換会)
開催頻度月1回
開催場所市社会福祉協議会 会議室
参加者SC、市体制整備担当者、社協職員など
主な内容各支所の活動共有、情報交換
資料SC活動日誌を活用
特徴司会・記録は輪番制、市担当者も参加

連絡会の進め方

由利本荘市のSC連絡会は、月1回のペースで開催されています。

日程は年間スケジュールとしてあらかじめ決めており、毎月同じ曜日に集まる形です。司会や記録はSCが輪番制で担当し、特定の人に負担が偏らないように工夫されています。会議には市の体制整備担当者も参加しており、市からの情報提供があるほか、その場で社協への依頼や相談が行われることもあります。こうした仕組みによって、連絡会は無理なく継続され、日々の活動を共有する場として機能しています。

会議では何を共有しているのか

連絡会では、各支所での活動状況や地域の動きについて情報共有が行われています。

それぞれのSCが関わっている取組や、地域で見えてきた課題などを持ち寄りながら、互いの状況を伝え合います。また、日々の活動の中で感じている困りごとや悩みを相談する場にもなっています。  会議では各SCが作成している活動日誌を資料として活用しています。

活動日誌という工夫

由利本荘市ではR7年度からSCの活動日誌を作成しています。社協からの提案で始めたもので、日々の活動を記録として残し、取組の見える化につなげることを目的としています。

活動日誌は、SC自身が活動を振り返る材料になるだけでなく、連絡会では会議資料としても活用されています。各支所の取組を共有する際の資料となるほか、事業の経過や実績を記録する役割も果たしています。

SCの活動日誌

連絡会が生む効果

連絡会では、各支所のSCが日々の取組を持ち寄り、情報を共有しています。

他の地域でどのような活動が行われているのかを知ることができるため、自分の地域での取組を考えるヒントにもなります。会議の中では互いに質問もしやすく、実践の工夫や悩みを気軽に聞き合える雰囲気がありました。

こうしたやり取りは、経験の浅いSCにとってベテランの動きを間近で見る機会にもなっており、自然とOJTのような役割も果たしているように感じました。

また、市の担当者が参加していることで、市全体の動きや新しい取組についても知ることができる場となっています。

SCの仕事の参考になるポイント

  • 月1回という頻度が現場目線ではちょうどいい
  • 年間スケジュールで日程を先決め
  • 司会・記録の輪番制で負担を分散
  • 市町村担当者の同席でスムーズな情報共有

PDF版

※問合せ内容に「SCリレートークについて」とご記入いただくとスムーズです。

秋田県委託 生活支援体制整備支援事業