施設名 | アキタケンリツイリョウリョウイクセンター 秋田県立医療療育センター |
施設種別 | 児童発達支援センター |
所在地 | 秋田市南が丘一丁目1番2号 |
定員数 | 70名 |
専門職員配置 | 小児科医師:1(兼務)名 看護師:5(兼務4)名 保育士:15(兼務2)名 理学療法士:10(兼務)名 作業療法士:9(兼務)名 管理栄養士:1(兼務)名 |
職員内訳 | 常勤職員:40名 非常勤職員:1名 |
開設年月日 | 平成22年4月1日 |
連絡先 | 電話番号:018-826-2401 FAX番号:018-826-2407 |
経営主体 | 地方独立行政法人 秋田県立療育機構 |
ホームページ | https://www.airc.or.jp/ |
理念・基本方針
理念
発達に支援が必要な子どもたちに、安全で良質な医療・療育を提供するとともに、乳幼児期から学齢期そして成人期に至るまでライフステージに応じた適切な支援を行うことを基本理念とする。
基本方針
1 医療、療育、教育、就業、地域生活など、子どもの発達に係る幅広い支援を行う。
2 多様で専門的なアプローチにより、一人一人のニーズや障害に応じたきめ細やかな療育を提供する。
3 保健、医療、福祉、教育などの関係機関と連携し、県内各地での療育事業を支援する。
4 利用者の立場に沿った施設運営を行うため、常にサービス内容等の評価、検証をする。
5 専門知識や技術の習得など職員の資質向上を図るとともに、療育に関わる各分野の人材を育成する。
6 治療、療育が必要な子どもたちの人権、人格を十分に尊重し、業務にあたる。
施設の特徴(評価の高い点、改善が求められる点など)
特に評価の高い点
- 医師、理学療法士、作業療法士、心理療法士等の多職種の専門性を活かし、連携を図りながら適切かつより良い支援に結びつけている。また、隣接する特別支援学校への専門職の派遣、保育所等訪問支援、医療的ケア児の受け入れも積極的に行うほか、県内で開催されるさまざまな研修への講師派遣等を通して地域の福祉ニーズの把握に努めている。
- 「児童発達支援ガイドライン」をはじめとした国の動向の把握及び活用に努めている。また、ポーテージ教育プログラムを活用した個別活動と集団活動を組み合わせた支援を通して、利用者、保護者と職員間での共通理解を図るなど、職員全員が協力し良質な支援を実践している。
- 人材育成プログラムのもと、全職員に対する計画的な研修を通して資質向上を図り、より良い利用者支援を行うよう努めている。特に権利擁護の取り組みについては、虐待防止委員会研修を実施し、職員、保護者だけでなく子どもも参加するワークショップの開催を通して、人権についての理解を深める機会を設けている。
- センター内のわかりやすい場所に「提言・要望・苦情等受付箱」が設置され、ホームページからも意見や相談ができる取組が行われている。投書の対応については面接による説明などを迅速に行い、センターの掲示板に掲示し利用者の理解の促進とサービスの向上に努めている。
改善を求められる点
- 法人の理念と基本方針について、利用者支援に対する理解促進を図るため、周知方法を工夫することを期待する。また、記録等を通して、自立支援をはじめとした福祉サービスの視点を踏まえるとともに、支援が理念や基本方針とどのような関係があるかを意識した支援を行うことを期待する。
- 各種マニュアルを整備しているが、現状に応じた対応を定期的に見直しすることが望ましい。また、国の「児童発達支援ガイドライン」に基づき支援を行っている部分について、今後はセンターの業務に添った独自のマニュアルを整備し、職員の共通認識のもと支援につなげることを期待する。
- 安全・安心に配慮した生活環境の工夫がみられるが、今後は利用者や保護者の要望を丁寧に聞き取り、より快適な生活環境で保育が行われることを期待する。
- 今回の結果をもとに自己評価を毎年行い、第三者評価受審の結果を施設の業務改善につなげるよう期待する。
施設からのコメント
- 第三者評価を受審し、講評いただいた結果を謙虚に受け止め、今後の課題として改善に努めていきたいと思います。
- 受審結果を今後の保育業務の改善に活かすとともに、利用者や保護者の要望を丁寧に聞き取り、より快適な生活環境で保育が行われるように努めたいと思います。
- 理念や基本方針を踏まえ、児童発達支援センターとしてどのような支援の提供ができるのかを検討し、現状にあった業務の改善が図れるよう、職員全体で取り組んでいきたいと思います。
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