保育所(園)名フリガナ | ヨシノコウセイエン |
保育所(園)名 | 吉野更生園 |
施設種別 | 障害者支援施設 |
所在地 | 北秋田市七日市字中道岱15番地 |
定員数 | 30名 |
居室の形態 | 居室:17室 |
職員配置 | 社会福祉士:1名 介護福祉士:4名 精神保健福祉士:1名 看護師:1名 栄養士:1名 調理師:4名 |
職員内訳 | 常勤職員:23名 非常勤職員:2名 |
開設年月日 | 1981(昭和56)年4月1日 |
改築年月日 | – |
連絡先 | 電話番号:0186-66-2549 FAX番号:0186-66-2560 |
経営主体 | 社会福祉法人 県北報公会 |
ホームページ | – |
施設の特徴(評価の高い点、改善が求められる点など)
特に評価の高い点
- 理念・基本方針は、ホームページやパンフレットにより外部に発信しているほか、事業計画、「福祉支援計画書」にも記載し、全職員に配布することで周知を徹底している。今年度から「園だより」に理念をイラスト化したものを掲載したり、利用者自治会の際に寸劇形式で説明したり、利用者や家族等にもわかりやすく周知を図っている。
- 中・長期計画は、第8次までの総括を踏まえて令和2年度~6年度の「第9次法人総合計画」を策定している。法人の歴史や理念・方針、法人各施設の計画も網羅し、財政を裏付けする収支計画も策定しており、中・長期的な視点を明確にした経営が行われている。
- 総合的な人事管理については、「私たちは」で始まる理念と方針に法人の「期待する職員像等」が示されている。法人の「就業規則」等に職員の規範と処遇を示しており、人事評価制度も確立している。また、ポジティブアクション事業により管理職の男女均等の取扱いに取り組み、成果をあげている。
- 利用者の自律・自立生活のための支援については、重度化・高齢化した利用者が多い中で利用者の希望や生活状況を反映した個別支援計画を策定し、利用者の意思を尊重しながら日々の生活の中で様子を見て支援し、生活能力の維持に努めている。
- 食事については、利用者に対して食事調査アンケートを実施し、その結果を給食委員会で協議して献立に反映するとともに、利用者の心身の状況変化に合わせて、きざみ食や軟飯への変更もしている。また、希望の多かったメニューで行う「リクエストメニュー」の日を月に1日設けている。
- 入浴支援については重度化・高齢化した利用者が多いことから特殊入浴機器を設置し、利用者の状況に応じた支援に努めている。
改善が求められる点
- 施設に関する情報収集は、スマートフォンを用いて行われることが主流になってきているため、若年層にもPRできるようホームページの更なる活用を期待したい。
- 生活場面において利用者のプライバシー保護の配慮がされているが、プライバシー保護に関するマニュアルを整備し、職員の共通理解を図ることを期待する。
- 法人の福祉サービスに関する苦情解決の仕組みに基づき、利用者との意見交換もしているが、苦情箱の設置場所や第三者委員のポスターの掲示方法を工夫する、または利用者が活用しやすい他の手段を検討する等、利用者が意見を述べたい時に、方法や相手を選択できる環境づくりが望まれる。
- 利用者の重度化・高齢化が進む状況で、利用者一人ひとりのニーズの追求がより重要になっていることから、一人ひとりの実態・ニーズに合った支援を個別に追求していく視点を職員全体が持てるよう期待したい。
施設からのコメント
数年前より施設の自己評価として第三者評価(共通・内容)を取り入れてきました。その結果、不足な面を施設重点目標として掲げ、より良いサービスの向上を目指してきました。
今回、初めて福祉サービス第三者評価を受審した事で、外部からの目線でひとつひとつの項目について丁寧に意見やアドバイス(気付きの促し)を頂き大変感謝しています。
先ずは評価の低かった利用者さんのプライバシーについて、マニュアルの整備を早急に進めていきたいと思います。又、重度・高齢化による利用者さんの権利擁護への取組や、介護技術を含む支援方法、更に保護者の方の高齢化等、ご家族についても課題が見えてきました。今後は職員の力量を高める為の研修や、個々の状態に合わせた支援(家族支援含む)が出来るよう、職員間の情報共有と共通理解に努めてきたいと思います。
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