第三者評価
保育所(園)名ジョウナンエン
城南園
所在地秋田市楢山古川新町41-2
保育時間7:00~19:30
駐車スペースあり
スペース:園の敷地内
台数:約15台分
定員数0才児:09名
1才児:10名
2才児:10名
3才児:11名
4才児:10名
5才児:10名
合計:60名
立地環境秋田駅西口を出て、バスターミナルから南へ車で約5分の場所に位置し、小学校が隣接しており、園庭も広く、静かで良い環境に恵まれております。園舎の近くには、太平川の桜並木の遊歩道や愛宕下公園があり、地域の方々と触れ合う場となっております。
周辺施設等からの
アクセス
秋田駅西口からバスで5分。「築山小学校前」で下車。すぐ横。羽越本線「羽後牛島駅」徒歩15分。
職員配置園長:1名
主任:1名
副主任:1名
保育士:17名
管理栄養士:1名
調理師:1名
調理補助:1名
事務補助:1名
用務:1名
職員内訳正職員:8名
嘱託職員:0名
臨時職員:6名
パート:11名
開設年月日昭和23年05月01日
改築年月日平成03年03月02日
連絡先電話番号:018-832-3512
FAX番号:018-832-3610
経営主体社会福祉法人 秋田婦人ホーム
ホームページhttp://akita-fujinhome.com/jounanen1.html

実施している事業等

延長保育 18:00~19:30
一時保育一日3名
0歳:4時間未満 1,000円、一日 2,000円
1歳:一日 1,400円
子育て相談随時/無料
休日保育08:30~17:30
一日3名
0,1歳:一日 2,300円
2~6歳:一日 1,800円

施設の特徴(評価の高い点、改善が求められる点など)

特に評価の高い点

  • 保護者からの意見や苦情が出しやすい雰囲気づくりがなされており、保護者との関係は良好に保たれている。
  • 自己評価や保護者アンケート結果及び改善策を公表しサービスの質の向上に前向きに取り組んでいる。
  • 園長は、保育士が子ども一人ひとりに関わる時間を増やせるよう職員の確保や職員の配置について配慮している。
  • 地域の老人施設との交流や、年長児が手づくりおやつを持参して地域の老人家庭を訪問するなど、子どもと地域との交流を広げる取組みを行っている。
  • 毎月全体会議でヒヤリハット事例を話し合い、発生原因の分析と改善策・再発防止策を検討し、職員全体に周知することで安全なサービスの提供に努めている。
  • 子どもを「さん」付で呼ぶなど、人権に配慮するとともに男女の性差にも配慮した言葉遣いで保育を行っている。
  • 異年齢児とのリズム遊びや、園庭で草花や昆虫など自然に触れる体験ができている。 アレルギーのある園児への対応では、危機管理とともに、他の園児と同じ気持ちで食べられるようにする配慮もあり素晴らしい。
  • 遊びの中では子ども同士が声を掛け合って仲間づくりをしており、元気で思いやりの心が育っているのを観察できた。
  • 昼寝の際にパジャマに着替えている場面では、子どもたちが自分で脱いだものをたたみ整理しており、身の回りのことを自分でやろうとする子どもに育っているのを観察できた。
  • 毎月、園だより、クラスだより、ほけんだより、給食だよりで、園の保育内容について保護者に発信・情報提供がされている。

改善を求められる点

  • 中長期計画のビジョンを実現するために不可欠な財政面での裏付けである中長期の収支計画が示されていないこと及び実施状況の評価を行うことのできる数値目標が設定されていないことに対して再検討を期待したい。
  • 経営課題に関して、役員や園長の間では共有されているが、職員への浸透が十分でないように見受けられる。役員・職員が一体となって課題に取り組まれることを期待したい。 災害時に、地域の中における保育所としての役割が示されることを期待したい。
  • 人材育成評価シートの整備について、今後の更なる取組みに期待したい。 園で行う保護者アンケートは60%台の回答率が普通になっているが、保護者と保育園の信頼関係からみると更に高まることを期待したい。
  • 本会の実施した保護者アンケートに、洗濯が大変なので冬場の着替えは不要との意見が複数あり、必要性について説明する機会を設けてほしい。
  • 本会で実施した保護者アンケートには、朝の検温への負担の声が複数あり、改めての説明や、保護者の意見を聞く機会が設けられると望ましい。

施設からのコメント

 初めての受審で、第三者の目で評価していただいたことを謙虚に受けとめたいと思いました。話し合いで気付いたことや、改善する点、園の強みや弱みが明確になり、課題を共有することで職員の意識が大変高まりました。そして、課題を改善していくことが、質の向上につながっていくことを強く感じました。

 人材育成評価計画を充実させて、リーダーによる人材評価をする仕組みを作っていくことで、質の向上が図られるのではないかと考えています。保護者からの意見を傾聴・対応していくために、クラス懇談会や園だより等で説明や理解を深めたいと思います。また、中長期計画を実現するために、中長期の収支計画や数値目標を設定して、実施状況の評価ができるように計画し、利用しやすい施設運営をしていきたいと思っています。

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ワムネットにて、全文公開中