公開年月日:2017年05月01日
更新年月日:2020年02月28日
施設名 | シラユリホーム 白百合ホーム |
施設種別 | 母子生活支援施設 |
所在地 | 秋田県大館市泉町7-20 |
定員 | 20世帯 |
有資格職員配置 | 社会福祉士:2名 精神保健福祉士:1名 保育士:6名 |
開設年月日 | 昭和41年8月15日 |
改築年月日 | – |
連絡先 | 電話番号:0186-42-1849 FAX番号:0186-49-6445 |
経営主体 | 社会福祉法人 大館感恩講 |
ホームページ | http://www.shirayuri.or.jp/ |
施設の特徴(評価の高い点、改善が求められる点など)
特に評価の高い点
- 地域との連携交流がとても良く、地域に根差しており、地域行事や施設行事などで地域交流が図られている。また、トワイライトステイや一時預かり事業の子育て支援事業を実施し、地域支援が行われている。
- 保護を必要とする母親と子どもの緊急利用を積極的に受け入れており、マニュアルを整備し、緊急入所や一時保護などに、365日24時間適切に対応している。
- 生活面の支援の一環として、炊事や掃除など家事の支援をしながら、コミュニケーションをとり、精神面・身体面で不安定な母親の相談に随時応じており、社会生活の自立に向けた支援が行われている。
改善を求められる点
- 人権に配慮した取組みや権利擁護の視点は施設運営の要となるものであり、権利擁護を基本理念として掲げているが、マニュアルの整備や研修の実施など一層の取組みが望まれる。
- 法令順守や、権利擁護等、社会福祉施設における取組みが重要視されているテーマについては、定期的な職場内研修等の実施による周知徹底が望まれる。
- 働きやすい職場づくりに向けて、職員の就業状況や意向を把握するため、定期的に職員との個別面談の機会を設けるなど、職員が相談しやすい仕組みを工夫することが望まれる。合わせて、職員一人ひとりの育成に向け、目標の設定や進捗管理についても面談等で行われると望ましい。
- 母親と子どもが共に生活できる唯一の施設で、DⅤ被害からの回復や親子関係の調整などの心理的ケアが安定した生活を送るための重要な支援となっている。専門の担当職員を配置し定期的に面談の機会が設けられているが、生活場面での専門職である職員と連携し、専門性を活かした支援の取組みが求められる。
施設からのコメント
令和元年度の第三者評価については、平成28年度の受審に引き続き秋田県社会福祉協議会に評価をお願いいたしました。
前回評価と比較して、改善点が評価された項目もありましたが、改善を図っていく課題も明らかになりました。例として、利用者の抱える多様なニーズに応えるべく支援の専門性の向上や、人権に配慮するなどの権利擁護の部分についてより一層の取り組みなどが求められました。
今般の第三者評価を踏まえ、今後も利用者や関係機関から求められる施設づくり、支援の質や満足度が向上するよう職員一体となり進めていきたいと考えております。