保育所(園)名 | アオゾラヨウホレンケイガタニンテイコドモエン あおぞら幼保連携型認定こども園 |
所在地 | 秋田市仁井田字仲谷地284 |
職員配置 | 保育士:32名 看護師(正・准):3名 栄養士:3名 調理師:2名 幼稚園教諭:32名 子育て支援員:5名 |
職員内訳 | 常勤職員:34名 非常勤職員:18名 |
開設年月日 | 平成27年4月1日(保育園から認定こども園へ移行) 昭和52年4月1日(保育園) |
改築年月日 | 平成14年8月1日 |
連絡先 | TEL: 018-839-5375 FAX: 018-839-5323 |
経営主体 | 社会福祉法人 雄仁会 |
ホームページ | http://yuujinkai-aozora.jp/publics/index/9/ |
施設の特徴(評価の高い点、改善が求められる点など)
特に評価の高い点
- 園長は、ISO(品質管理)制度の導入や第三者評価を受審することにより、施設の経営管理、保育サービスの質の向上に向けて、改善策や改善実施状況の評価を行い、評価結果の分析・検討を職員と一緒になって取り組み、法人組織のトップとして指導力を発揮している。
- 職員の育成に向けた目標管理のため、経験年数や職務内容を基準に、階層ごとに必要とされる人材育成目標レベルを明示し、経験者面談で進捗状況の確認、園長・理事長面談で目標達成度の確認を行っている。また、職員研修では、知識・技術水準、職種や経験年数に合わせた研修へ短時間保育教諭も含め参加できるよう、園の行事と日程を調整し研修の機会を確保している。
- 地域に根ざした園として、近隣住民や地区の公共機関・福祉施設と子どもたちとの繋がりを大切にしているほか、職員が地域でのボランティア活動を行い、地域貢献の取組も行っている。住民参加の避難訓練も行っており、子どもの避難に住民が付き添ってくれる等、交流が長年続いている。
- 豊かな自然環境を活かした保育活動が行われている。散歩を取り入れ、体力の向上はもちろん、草花や木の実に触れる等、子どもたちは感性豊かに育っている。
- 食育に力が注がれ、「めざすこどもの像」を明確にしている。3歳児・4歳児の子どもたちは、日常の活動の場ではなく、食事の場所へ移動し、衛生的に楽しんで食事ができるように配慮されている。
改善を求められる点
- 中・長期計画と単年度計画の保護者への周知について、入園前見学や入園面談、保育参加時に事業計画に添った説明を行い、「園だより」で月々の保育内容について説明している。今後は、事業計画の内容について分かりやすい資料等を作成し、年度始めに「園だより」に掲載する等、保護者等がより理解しやすいような取組を期待する。
- ホームページや入園のしおり等に、法人理念、教育・保育基本方針等がわかりやすく記載され、保護者には「園だより」で、地域には印刷物のポスティングにより広く周知している。また、第三者評価の受審結果等を適切に公表している。今後はプライバシーに配慮した上で、苦情・相談の内容にもとづく改善・対応についても公表していくよう期待する。
- 苦情解決の仕組みが整えられ、第三者委員宛には郵便で匿名でも相談ができるように用意されているが、保護者がその仕組みをより利用しやすいよう、配布物へも相談体制を明記することを期待する。
- 保護者とのコミュニケーションをとても大切にしているものの、各種の保護者アンケートには、「意見を述べづらい」等の回答もある。園で実施するアンケートの意図が伝わるよう説明を工夫するなど、保護者がためらわずに意見を述べられる環境づくりを期待する。
施設からのコメント
施設では前回の受審より7年が経過しており、今回は5回目の第三者評価事業の受審となりました。これまでも、5年程度を更新期間目途とし受審しておりましたが、【幼保連携型認定こども園への施設移行】や【コロナ禍での施設運営】等を考慮し、検討しながらも受審に至らなかった経緯がございます。
この度の受審にあたっては、施設の幹部職員や常勤職員だけではなく、短時間勤務者を含めた全職員で評価基準の施設判定を行う等、施設内の教育・保育実践や認識の共有化を図るための研修や機会を多くもつことが出来ました。第三者評価事業の受審で毎回実感するのは、この【職員間での実践共有化を図る機会や時間】が評価結果以上に有意義で価値のあるモノだということです。
評価いただいた、結果やコメント等を真摯に受け止め、施設全体で取り組んでいくべき課題を明確にしながら、より良い保育事業や子育て・親育ち支援の実践に取り組んでまいります。 自分達の保育実践の振りかえり、新たな気付きや学びだけではなく、自信へと繋がる機会を頂きありがとうございました。
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