ボランティアとは?
ボランティアと聞くと、どんなことが思いだされますか?
「困っている人にタダでなにかしてあげる…」
「時間のある人がやる…」
「地震や火山の噴火などの被災地に行って活動する…」
など、このように「特定の人が行う特別な活動」と思っていませんか?
ボランティア活動は、お年よりも障害者も子どもも、みんな一緒に、地域の中で元気に楽しくしあわせに暮していくために、自分たちそれぞれができることで、「いつでも、どこでも、誰でも、楽しく参加できる活動」なのです。
つまり、誰もがもっているやさしい思いやりのこころをまわりの人にわけてあげること、自分以外の「人や生き物、自然や環境」のために役立つ活動をすること、それがボランティア活動といえます。
そして、男女・年齢を問わず自分の特技や興味のあることなどで、参加することができます。
事業も行っていますので、皆さんも秋田県ボランティアセンターまたはお近くの市町村社会福祉協議会ボランティアセンターまでお気軽にご相談ください。
ボランティア活動の考え方
ボランティアの語源
もともとは、ラテン語で「volllTltaS」(ボランタス)、自由意思という意味です。英語では、「Volunteer」(ボランティア)で、志願者、有志という意味のほかに、「○○を進んで提供する」とか「進んで○○する」という意味があります。
ボランティアの根本の意味
「他からの強制ではなく、自分の意志にもとづいて選択すること」
※自分が『やってみよう!』と思う気持ち、それが大切です。
ボランティアの理念
- 自発性・自立性
- まわりの人から強制されるのではなく、自分の考えで積極的に活動をすること。(自分の考えで)
- 無償性・無給性
- お金を求める活動ではなく、お金では得られない出会いや感動、喜びを得る活動 (こころの報酬)
- 社会性・連帯性
- だれもが幸せに暮らしていけるように、みんなで協力し支えあい、学びあう活動 (支えあい、学びあう)
- 社会で何が求められているのかを考えながら、よりよい社会を自分たちの手で創る活動 (よりよい社会を目指していく)
活動を始めるには?
ボランティア活動を始めるには、どうしたらよいでしょうか。
今は、全国どこでも自分の住んでいる所にボランティア活動を「やりたい人」「必要としている人」の相談窓口として「ボランティアセンター」があります。そこには、「ボランティアコーディネーター」がいて活動の紹介や情報の提供をしてくれます。
ボランティア活動のことで「知りたいこと」「聞いてみたいこと」があったら、何でも相談してみてください。
でも、無理な活動は長続きしません。自分の「興味のあること」や「できること」から参加し、少しずつ時間や活動回数、活動範囲を増やしていくとよいでしょう。
あなたの街のボランティアセンターは、あなたの住んでいる市町村の社会福祉協議会の中にあります。
ボランティア活動保険に加入しましょう
活動中のケガなどへの備えとして、最寄りの社会福祉協議会でボランティア活動保険にご加入くださるようお願いいたします。
どんな活動があるの?
ボランティア活動といっても、地域の中で行う身近な活動から国際的な活動、個人でできる活動からグループや団体で行う活動など、その種類や内容はさまざまです。
その中で、「自分は何がしたいのか」「何ができるのか」よく考えてみましょう。