公開年月日:2017年11月28日
更新年月日:2024年03月18日
施設名 | コウボウエン 更望園 |
施設種別 | 障害者支援施設 |
所在地 | 小坂町小坂字大石平45 |
定員 | 30名 |
居室の形態 | 個室:0室 2人部屋:16室 |
立地環境 | 秋田県北部の十和田湖に近い山あいに位置し、自然豊かな環境にあり、ゆったりと生活できる環境にあります。 |
周辺施設等からのアクセス | 東北自動車道小坂ICから車で20分 秋田自動車道小坂北ICから車で10分 |
職員配置 | 介護福祉士:7名 看護師:1名 調理師:3名 栄養士:1名 医師:1名 |
職員内訳 | 正職員:20名 非常勤職員:1名 |
開設年月日 | 昭和59年4月1日 |
改築年月日 | – |
連絡先 | 電話番号:0186-29-3740 FAX番号:0186-29-3741 |
経営主体 | 社会福祉法人 花輪ふくし会 |
ホームページ | https://a-hanawafukushikai.jp/ |


施設の特徴(評価の高い点、改善が求められる点など)
特に評価の高い点
- 法人の理念、経営方針に沿った10 年間の「中長期基本計画」と、それにリンクした3年間の第五次基本計画が策定されており、数値目標や具体的な成果が明記されたものになっている。法人は秋田県のSDGs パートナーに登録されており、第五次計画もSDGs を意識した作りとなっている。
- 法人の「人財育成の取り組みに関わる指針」に基づき人材の確保や育成が実施されている。法人内に人財育成委員会が組織されており機能している。新人職員と異動職員を対象としてエルダーメンター制度を取り入れストレスなく効率的な育成ができる仕組みとしている。
- 日常業務の中で職員が気づいたことなどを「心配先回り・気づき・利用者の声」として集約し、内容についてリスクマネジメント委員会で話し合って共有している。
- 利用者の権利擁護等に係る姿勢が明記された「法人ケアマニュアル」が策定されており、職員に周知されている。標準的な実施方法に基づいて実施されているかどうかについては、項目ごとに年2 回チェックし確認しているほか、職員の意見や家族アンケートを反映する形で見直す仕組みとなっている。
- 不適切ケアチェック、事故・ヒヤリハット報告の検証や再発予防の仕組みが確立している。毎月行う不適切ケアチェックとともに、月の初めは事故やヒヤリハットについて各棟会議、リスクマネジメント会議での検討を経て、サービスマネジメント会議、経営会議にて共有している。
更なる評価の向上が期待される点
- 事業計画は、4 月の集会で利用者に説明するとともに、内容を施設内に掲示することで周知しているが、今後は、利用者向けに配慮したよりわかりやすい資料の作成などに努めることにより、更なる理解促進が図られるよう期待する。
- 利用者の重度化、高齢化が進行しているなかで様々な制約があることは十分理解できるが、利用者本人が自分らしく生活するために重要な要素である、社会参加や学びへの関心を持ち続けられるよう、施設側からの能動的な働きかけを含めて更に工夫を凝らしていくことを期待する。
施設からのコメント
〇事業計画のご利用者様などのへ周知と理解の促進について
・事業計画の主な内容を分かりやすく説明した資料の作成などを行い、ご利用様等がより理解しやすいように工夫を行っていきます。
〇ご利用者様からの相談や意見に対して対応マニュアルの整備について
・ご利用様の相談や意見を受けた際の記録の方法や報告の手順、内容の分類、それに応じた対応策の検討等について、マニュアル等を整備するなど一定のルール化を進めて、組織的かつ迅速な対応を行い、福祉サービスの質の向上に努めてきます。
〇ご利用者様の社会参加や学びを持ち続ける工夫について
・ご利用様の希望や意向を把握し、社会参加に関する情報や学習・体験の機会を提供することや、ご利用者様を尊重した柔軟な対応や支援、働きかけて行い、社会参加や学びへの関心を持ち続けられるよう支援に努めていきます。
今回評価していただいた結果を参考にさらにサービスの質の向上を目指して取り組みたいと思います。
評価結果の詳細を見る
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