ボランティア活動(かつどう)のポイント

  ボランティア活動(かつどう)をできるだけ長く、楽(なが  たの)しく(つづ)けていくためには、自分自身(じぶんじしん)にあった活動を見(かつどう み)つけることが大切(たいせつ)です。そのためのポイントをあげてみました。


身近(みぢか)なことからはじめてみましょう。
()まい」や「学校(がっこう)」、「勤務地(きんむち)」など自分の身近(じぶん みぢか)なところを活動の場所(かつどう ばしょ)とし、自分(じぶん)でできること、みんなでできることを(かんが)えてみましょう。

活動は無理(かつどう むり)をしないようにしましょう。
活動を長く続(かつどう なが つづ)けるためには、肩肘張(かたひじは)らずに、自分の力(じぶん ちから)見合った無理(みあ  むり)のない計画を立(けいかく た)て、楽しむ気持(たの きも)ちを持ち続(も つづ)けることが大切(たいせつ)だと(おも)います。 また、活動の目的(かつどう もくてき)をはっきりさせ、仕事や学業(しごと がくぎょう)など普段の暮(ふだん く)らしに影響(えいきょう)がでないようにしましょう。

約束と秘密(やくそく ひみつ)必ず守(かなら まも)りましょう。
ボランティア活動(かつどう)は、無償(むしょう)であっても責任を伴う活動(せきにん ともな かつどう)です。集合時間、訪問の約束(しゅうごうじかん ほうもん やくそく)など、相手(あいて)との約束や決(やくそく き)まりを(まも)ることが必要(ひつよう)です。無理な約束(むり やくそく)出来(でき)ない約束は安易(やくそく ようい)にしない。約束(やくそく)したら必ず守(かなら まも)りましょう。どうしても(まも)れそうにない場合は早(ばあい はや )めに連絡(れんらく)しましょう。 また、ボランティア活動は相手(かつどう あいて)のプライバシーに(かん)することに()れてしまうことも(おお)いものです。活動で知(かつどう し)った個人の情報(こじん じょうほう)は、他の人に話(ほか ひと はな)さないようにしましょう。そのことがより信頼関係を深(しんらいかんけい ふか)めていくことにもつながります。

相手(あいて)にあわせて活動(かつどう)しましょう。
自分で良(じぶん よ)いと(おも)ってしたことでも、相手(あいて)にとっては迷惑(めいわく)なことだったりします。相手と対等(あいて たいとう)立場で接(たちば せっ)し、相手の気持(あいて きも)ちを(かんが)えながら活動(かつどう)しましょう。 相手に頼(あいて たの)まれたことでも、自分(じぶん)にできないことは「できません」とはっきり言う勇気(い ゆうき)必要(ひつよう)です。

多くの人(おお  ひと)協力(きょうりょく)して活動(かつどう)しましょう。
ボランティア活動(かつどう)は、福祉や環境保全(ふくし かんきょうほぜん)教育・文化(きょういく・ぶんか)・スポーツ等幅広(などはばひろい)分野(ぶんや)にわたりますが、(おお)くの場合相手(ばあいあいて)との共同活動(きょうどうかつどう)になります。 ひとりの(ちから)には限界(げんかい)がありますし、グループでも(すべ)ての問題を解決(もんだい かいけつ)することが(むずか)しい場合(ばあい)があります。ひとりで問題(もんだい)抱え込(かか こ)まないで、他の人(ほか ひと)力が必要(ちから ひつよう)なときは協力(きょうりょく)してもらい、(こま)っている(ひと)がいたら協力(きょうりょく)しましょう。

家族や先生(かぞく せんせい)相談(そうだん)しながら活動(かつどう)しましょう。
ボランティア活動を始(かつどう はじ)めたことにより家族関係(かぞくかんけい)(わる)くなっては(こま)ります。家族(かぞく)など自分(じぶん)のまわりの(ひと)たちの理解を得(りかい え)ることが大切(たいせつ)です。
また、活動中(かつどうちゅう)(こま)ったこと・わからないことがあったら、ひとりで(なや)まずに、まず家族や先生(かぞく せんせい)相談(そうだん)しましょう。

安全に注意(あんぜん ちゅうい)事故(じこ)やケガに()をつけましょう。
活動(かつどう)するためには自分(じぶん)健康(けんこう)でなければいけません。健康や安全(けんこう あんぜん)にきをつけ、活動中(かつどうちゅう)事故(じこ)(そな)えボランティア保険(ほけん)加入(かにゅう)しておくと安心(あんしん )です。

活動記録(かつどうきろく)をメモしておきましょう。
ボランティア活動に対(かつどう たい)する意識(いしき)気持(きも)ちは、()わっていく(こと)があります。また、活動(かつどう)をよりよいものにしていくため、活動の記録(かつどう きろく)をつけておくと役立(やくだ)ちます。

ボランティアスクールなどに参加(さんか)しましょう。
今の活動(いま かつどう)をより()いものにするために、ボランティアスクールなどに参加(さんか)し、知識や技術(ちしき ぎじゅつ)身に付(み つ)けましょう。

あいさつを(わす)れないようにしましょう。